2023年2月26日に、Work Design Lab パートナーの蔵田が携わっておりました、公益財団法人 とっとり県民活動活性化センター主催の「令和4年度とっとりプロボノ報告会」が行われました。
「プロボノ」とは、仕事や趣味などで培ったスキルを活かしてボランティア活動を行うプログラムのことで、
今年度は例年実施している「とっとりプロボノ」*に加え、大学生による「おためしプロボノ」**も実施されています。
プロボノによる支援を受けてみたいと思われている団体の方、ボランティアとして参加してみたいと思われている方、プロボノってどういうもの何だろうと思われている方に向けて、今年度の取り組みを報告する場でした。
令和4年度のとっとりプロボノは「とっとり子どもの居場所ネットワーク“えんたく”のロゴ作成」です。
“えんたく”は、鳥取県内50箇所以上の子ども食堂と、“えんたく”の活動を支える多くの賛助会員で構成されるとても大きなネットワークで、
広く多くの人に“えんたく”の思いを伝えるため、この大きなネットワークの想いを象徴する旗印となるロゴをデザインすることがこのプロジェクトのゴールでした。
5人のグループを組み、“えんたく”周辺の方々に丁寧にヒアリングをし、グループのメンバー全員でロゴのコンセプトとデザインを検討しました。
“えんたく”は多くの人が関わっている上に、一つの会社や組織ではなく様々な想いを持つ人が集まる「ネットワーク」なので、ロゴを考えるのは大変難しかったですが、“えんたく”が鳥取において、何を支え、どんな価値を与えているのかを、イラストを使ったロゴでわかりやすく表現しました。
このロゴによって、“えんたく”のネットワークの絆が深まり、温かな繋がりが広がっていくことを心からお祈りしています。
〇実際に作成したロゴはこちらからご覧頂けます。
【“えんたく”とは】
こども食堂等への支援活動を行う中間支援組織として、ネットワーク構築、相談対応、資金提供などを行っています。
〇イベント詳細はこちら
【今年後取り組んだ2つのプロジェクト】
①とっとりプロボノ
支援先団体:とっとり子どもの居場所ネットワーク“えんたく”
内容:広く多くの人に団体の趣旨を理解してもらえるようなロゴの作成
②おためしプロボノ
支援先団体:認定NPO法人ハーモニィカレッジ、とっとり子どもの居場所ネットワーク“えんたく”、
NPO法人こども未来ネットワーク、NPO法人鳥取・森のようちえん・風りんりん、TottoriMama’s
連携:鳥取大学地域学部
内容:寄付を集めるための広報物の作成
*【「とっとりプロボノ」とは】
〇令和4年度・現在進行中のとっとりプロボノプロジェクト(とっとり子どもの居場所ネットワーク“えんたく”のロゴ作成)の様子についてはこちらからご覧頂けます。
**【「おためしプロボノ」とは】
〇鳥取大学地域学部にて「おためしプロボノ」を実施した様子はこちらからご覧頂けます。
【当法人からの参加者】
・蔵田 久美子(一般社団法人Work Design Lab メンバー)
都内のデザイン制作会社勤務のグラフィックデザイナー、アートディレクター。九州芸術工科大学(現九州大学)卒。日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)会員。大手企業のグラフィックデザインやプロダクトデザインに携わり、プロダクト製作では企画から生産管理・納品業務まで手掛ける。個人の仕事では、スモールビジネスを立ち上げる個人事業主のコンセプトメイキング、ロゴなどのブランディングデザインを行う。出身の山口をはじめとしたあらゆる地域が、デザインの力で、楽しくより暮らしやすくなるためにできることを模索中。地域における「なんでも気軽に相談できるデザイナー」として活躍するのが夢。趣味でインテリアコーディネーター資格取得。一児(やんちゃな男児)の母。