「手触り」を仕事に取り戻すには ― 職人と考えるワークスタイル
<企画趣旨・背景>
「これ、自分がつくった」と言える仕事をしてみたい
分業が進み、効率化が進み、成果は数値に、判断は仕組みに預けられる。悪い仕事をしているわけじゃない。ただ、一日の終わりに手のなかに残るものが、少しずつ薄くなっている気がする。そう感じたことのある人へ。9月14日の夜、大手町にクラフトマインドあふれる広島の「つくり手」、その心を伝える「伝え手」が集まります。酒、筆、漆芸。素材に触れ、失敗を自分で引き受け、自分の名前で仕事をしている人たちです。転職の話でも、移住の話でもありません。彼らの仕事の流儀をきっかけに、自分の働き方をもう一度眺めてみる。そういう2時間です。この夜のあと、実際に広島へ行く旅も用意しています。イベント内で、10月開催の「ヒロシマクラフトマインド」ツアーをご案内します。(この夜だけで完結しても、もちろん大丈夫です)
<なぜ、広島のつくり手なのか>
広島は400年続くものづくりの系譜を持つ土地です。81年前、原爆投下により形あるものは失われました。それでも受け継がれたのは、ものづくりのマインドでした。そのマインドこそが、この地の復興を支える土台となりました。その現在地を体現する3人が、この夜、東京に来ます。それぞれの仕事から、持ち帰れる視点があります。
【チャレンジシップ】100回試して、1000回改める。試行を止めない仕事の続け方。(酒)
【コミュニケーション】使い手と話しながら、仕様を決める。分業が常識の産地で、対話からものをつくる。(熊野筆)
【イノベーション】受け継いだ型を、更新する。伝統に立脚しながら、新しい表現を生む。(乾漆)
どれも、都市で働く人の仕事にも、置き換えられる話です。
<開催概要>
【日時】 2026年9月14日(月)18:30〜20:30(18:00受付開始/21:00完全退館)
【会場】 3×3Lab Future コミュニティスペース(東京都千代田区大手町1丁目1-2 大手門タワー ENEOSビル1階)★map
【アクセス】
東京メトロ大手町駅 直結/JR東京駅 徒歩約8分
【参加費】 2,000円(一般)、500円(学生)※現地・現金決済になります。
【定員】 60名
【形式】 トークショー+展示・体験型交流会
【こんな方におすすめ】
・手を、感覚を使った仕事に関心
・会社を辞めずに、地域と関わる接点をつくりたい
・ものづくりの現場や、つくり手の考え方に興味がある
・広島に縁をつくりたい、いつか行ってみたいと思っている
・キャリアの次の一歩を、転職以外の選択肢からも考えたい
・学生で、これから働き方を選ぼうとしている
【お申し込み方法】 こちらよりお申し込みください。
※Peatixへの登録・ログインが必須となります。
【ご参加にあたって】
・交流会では日本酒のご紹介があります。20歳未満の方への提供は行いません。お車でお越しの方の飲酒はご遠慮ください。
・当日は記録・広報用の写真撮影を行います。写り込みを避けたい方は受付でお申し出ください。
・キャンセルは9月10日までにご連絡ください。それ以降のご返金は承りかねます。
・領収書はPeatixの購入画面から発行いただけます。
【お問い合わせ先】 Peatixイベントページ下部の「主催者へ連絡」よりお問い合わせください。
<プログラム>
開会あいさつ
導入トーク:都市で働く私たちの価値観は、どう変わったか(石川 貴志)
職人トークセッション:つくり手が語る、仕事の手触り
「ヒロシマクラフトマインド」10月ツアーのご案内
事例紹介:外から来た人だからこそ担える役割(若林 奈那 氏)
交流会:展示・体験3ブース+ツアー相談窓口
クロージング
終了(希望者のみ個別相談)
<交流会の3ブース(45分・自由に回れます)>
・漆芸
高山さんの器を、間近で木地を使わず、漆と布だけで成形する「乾漆」。手にとって鑑賞できます。
・熊野筆
自分の手で、筆をつくる。国内製筆の約8割を生産する産地・熊野町の技を、その場で体験。
・酒
広島の酒の話を、つくる側から。柄酒造、そして西条の酒。土地と水と人の話を聞きながら。
そのほか、10月ツアーの相談窓口も設けています。「行ってみたいけど、ひとりだと不安」「どんな人が来るの?」その場で聞いてください。
<登壇者>
・導入トーク:石川 貴志(いしかわ たかし)一般社団法人 Work Design Lab 代表理事

広島県福山市出身。企業に勤めながら複業・起業という働き方を実践し、企業と地域をつなぐプロジェクトを数多く手がけてきました。観光庁「新たな旅のスタイル促進事業」アドバイザー。この夜は、都市で働く人の価値観がどう変わってきたかを語り、都市と職人をつなぐ通訳者を務めます。
・登壇/漆芸:高山 尚也 氏(たかやま なおや)株式会社高山清(広島市中区堀川町)

広島仏壇の製造を生業としながら、漆芸作家として作品を発表。木地を使わず漆と布だけで成形する「乾漆」技法を手がけ、G7広島サミットの贈答品にも採用されました。工房を開き、国内外の訪問者に体験を提供する取組も進めています。
・登壇/熊野筆:三村 理紗 氏(みむら りさ)株式会社文宏堂/一般社団法人 My Japan 代表理事/瀬戸内ファクトリービュー実行委員会 委員

1907年創業の文宏堂を家業に、広島県熊野町で熊野筆を製造販売。分業が常識の産地で、同社は初めて一貫生産へ踏み切りました。書家など使い手との対話から仕様を決める、コミュニケーション型のものづくりを実践しています。
・登壇/酒:児玉 塁 氏(こだま るい)一般社団法人みちしるべ 代表理事

広島市出身。大学時代の4年間を東広島で過ごす。卒業後は大手証券会社に入社し、新潟・東京・広島で勤務。2012年、妻の地元でもある東広島へ移り住む。その後、酒まつり実行委員会に長年関わるなど、酒蔵や地域の人々とのつながりを深めてきました。現在は一般社団法人みちしるべ代表理事として、酒蔵と連携したインバウンド向けツアーを企画・運営。日本酒を入口に、西条の文化や人、暮らしを海外から訪れる人々に伝えています。
・事例紹介:若林 奈那 氏(わかばやし なな)一般社団法人 My Japan/Asageshiki ローカルツアーガイド

埼玉県生まれ・埼玉育ち。父が広島県府中市出身という縁を持ち、2019年に広島へIターン移住。2022年より早朝ハイキングツアー「Asageshiki」のガイドとして活動。宮島・原爆ドームだけではないローカルな広島の魅力を、世界各国からの訪問者に届けています。
・司会:石飛 聡司 氏(いしとび さとし)株式会社mint 代表取締役/一般社団法人 Hiroshima Adventure Travel 理事

2016年にインバウンド向け自転車ガイドツアー「sokoiko!」を創業。裏路地や被爆遺構、復興の歴史を巡るコンテンツを開発してきました。TripAdvisor トラベラーズチョイス Best of Best 国内3位(2022年)、Japan Travel Awards 2023 特別賞など受賞多数。
【主催】一般社団法人My Japan
【共催】一般社団法人Work Design Lab
当事業は、観光庁 令和8年度「第2のふるさとづくりプロジェクト」の採択事業です。
<Work Design Lab Peatix公式ページ>
https://work-redesign.peatix.com/