群馬県太田市で胎動する6次産業化|都市部からの関係人口の関わり方を考える地方創生ビジョン検討会に参加いたしました

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群馬県太田市で胎動する6次産業化|都市部からの関係人口の関わり方を考える地方創生ビジョン検討会に参加いたしました

2025年5月16日、17日群馬県太田市で胎動する6次産業化|都市部からの関係人口の関わり方を考える地方創生ビジョン検討会にWork Design Lab代表の石川が参加いたしました。

エコッツェリア協会が主催するこの取り組みは、都市と地方が互いに補完し合い、持続可能な未来を描くための実践の場です。今回は、関東学園大学が中心となって運営する官民共創コミュニティ「おおた6次産業化Lab(おおた6ラボ)」を訪問し、地域の皆さんとの対話を通じて、働き方・関わり方の可能性を深く考える機会となりました。大学がハブとなる地域ネットワークの力おおた6ラボは、農業生産者、企業、行政、消費者など多様なステークホルダーがゆるやかにつながり、地産地消や地域ブランドの創出、フードツーリズムの推進に取り組むプラットフォームです。大学が中心となることで、利害関係を超えた調整役を果たし、誰もが参画できる関係性を築いている点が印象的でした。

群馬県太田市で胎動する6次産業化|都市部からの関係人口の関わり方を考える地方創生ビジョン検討会に参加いたしました 今回の意見交換では、キャリア教育や副業人材の活用、地域商社の必要性など多岐にわたるテーマが議論されました。Work Design Labに集う250名以上の副業・兼業希望者の事例を紹介し、「収入」だけでなく「経験」「学び」「地域貢献」を目的とした働き方が広がっていることをお伝えしました。 地方で新しい事業を始める際、資金や経験が不足しがちですが、都市部の人材が“ふるさとへの貢献”という価値を持って関わることで、地域に新たな可能性が生まれます。

群馬県太田市で胎動する6次産業化|都市部からの関係人口の関わり方を考える地方創生ビジョン検討会に参加いたしました 2日目には、さつまいもジェラートの販売を担う山崎酒造や、耕作放棄地を活用する木村園芸を訪問し、地域商社の設立や法人化、関係人口の巻き込み方について具体的な議論が交わされました。「都市の人が農業体験に来てくれるのはありがたいが、どこに価値を感じているのか分からなくなる」という地元の声がありました。これに対して、「援農の母体づくり」や「非金銭的報酬による協働モデル」など、都市と地方がウィンウィンとなる関係性の設計が提案されました。今回のフィールドワークを通じて、都市と地方が互いに課題を共有し、補完し合う関係性の重要性を改めて実感しました。今後さらに地域との接点を広げ、働き方・関わり方の多様な可能性を探っていきたいと思います。

群馬県太田市で胎動する6次産業化|都市部からの関係人口の関わり方を考える地方創生ビジョン検討会に参加いたしました 【エコッツェリア協会とは】
一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(通称:エコッツェリア協会)は、会社でもない自宅でもない第3の場所として「3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー)」を運営しています。
「経済」「環境」「社会」をテーマに、業種業態の垣根を超えた創造性の高いコミュニティを形成し、サステイナブルな社会の実現に向けてビジネスを創発していきます。
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