【イベントレポート】「働き方と組織の未来~介護問題からダイバーシティを実現する働き方と組織の未来を考える~」を開催しました。

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【イベントレポート】「働き方と組織の未来~介護問題からダイバーシティを実現する働き方と組織の未来を考える~」を開催しました。

ゲスト:高野 竜二氏(株式会社ガイアック デジタルコミュニケーション事業部 ICTソリューション事業グループリーダー)、木村 智浩氏(株式会社ガイアックス 管理本部 人事労務・広報IRマネージャー)

会場協力:GRID

2017年9月20日に「働き方と組織の未来~介護問題からダイバーシティを実現する働き方と組織の未来を考える~」を永田町GRIDで開催しました(※本企画は東京大学体験活動プログラムを通じてWork Design Labにきているインターン学生が企画・実施しました)


<開催趣旨>
新しい働き方を実践・推進する「個人」と「組織」のゲストを各1名お呼びして開催する本企画。今回は、介護をきっかけに仕事を辞める「介護離職」をテーマに、実際に介護離職を経験後、リモートワークを通じて、介護と仕事を両立し、その後、復職された方をゲストとしてお呼びします。また育児・介護などに左右されない働き方を実現する組織の在り方や、制度だけではない仕組みについても考えていく予定です。

<当日のタイムテーブル>
18:30-19:00 開場
19:00-19:15 オープニング
19:15-20:45 イノベーターズトークセッション・ダイアローグ
・テーマ:「介護問題からダイバーシティを実現する働き方と組織の未来を考える」
・ゲストパネラー:高野 竜二氏(ガイアックス)、木村 智浩氏(ガイアックス)
・ファシリテーター:田邊慎史(Work Design Labインターン)
20:45-21:45 ネットワーキング(懇親会)

ゲストスピーカー

①高野 竜二(たかの りゅうじ)氏
株式会社ガイアックス デジタルコミュニケーション事業部 ICTソリューション事業グループリーダー

[プロフィール]
システム開発エンジニア。ガイアックスでは、企業へのデジタルマーケティング支援のためのwebメディアの開発やクラウドサービスの提供、シェアリングエコノミーに特化したパッケージシステム開発等を担当。ガイアックス入社6年目に、家族の介護が必要となり離職を決断。その後、会社からの提案で在宅テレワークかつ業務委託というカタチで仕事を受けはじめ、現在は職場復帰を果たし通常勤務となった。介護離職を通じて見えてきた「場所にとらわれない働き方」を実践するための「課題と兆し」、またチームやクライアントとの「信頼関係の作り方」について、自身の体験談をメディア等を通じて発信中。

②木村 智浩(きむら ともひろ)氏
株式会社ガイアックス 管理本部 人事労務・広報IRマネージャー

[プロフィール]
早稲田大学卒業後、2004年にガイアックスに入社。営業、新卒採用、広報IR、経営企画、SNS事業立ち上げ(国内トップシェア獲得)等、幅広く経験後、2015年より管理部門に異動。現在は、人事・広報IRを担当しつつ、新しい働き方を実現するための組織づくりを推進。2016年には2カ月間、家族(妻・3人娘)で沖縄に短期移住し、自身もリモートワークを実践。2017年にガイアックスは「新たな社会を構想する人がつながり、ビジョンや活動を共有するシェアオフィス『GRID』」を永田町に設立し、本社を移転。社外に開かれたオフィス環境づくりを進める一方で、「親子連れ出社」など、様々な新しい取り組みも進めている。

イベントの様子(レポート)

働き方と組織の未来―介護問題からダイバーシティを実現する働き方と組織の未来を考える―

多くの人の人生の中で大きなウェイトを占める育児や介護。現状ではそれらと仕事の両立はしばしば困難を伴う。今回の「働き方と組織の未来」ダイアローグセッション特別編は、「介護問題からダイバーシティを実現する働き方と組織の未来を考える」というサブタイトルのもと、実際に介護離職を経験された「個人」側のゲストとして株式会社ガイアックスの高野竜二さん、柔軟な働き方を推進する「企業」側のゲストとして株式会社ガイアックスの木村智浩さんを招き、育児・介護などに左右されない働き方を実現する組織の在り方などについて参加者とともに模索した。

ゲスト①高野竜二さん:介護離職を経験して気付いた新たな働き方

「個人」側のゲストの高野竜二さんは株式会社ガイアックスのデジタルコミュニケーション事業部ICTソリューション事業グループリーダー。エンジニアであり、他のエンジニアの取りまとめといったマネジメントを行っている。

高野さんが介護に関わるようになったのは義理の母親が介護を必要としたことがきっかけだった。当初は奥さんが度々実家の長崎に帰ることでなんとか仕事を続けていたが、病状が悪化すると東京に義理の母親を呼び寄せ、東京での介護をするようになった。しかし介護の負担は大きくなり、それまで以上に仕事に影響が出るようになった。その時の心境を高野さんはこう語る。「自分自身を仕事のお荷物と考えるようになり、他のメンバーが自分の仕事を担った方が良いと思い始めました。フリーランスの経験もあったので退職してこの歳からフリーランスとしてまたやっていくということを考えました。」高野さん自身も「当時は、世の中や企業は在宅勤務などに対して寛容ではないのだろうからまともに働けるわけがないと考えていました」と、働き方について考える余裕がなくなっていたことを明かす。

そして高野さんは退職してから半年後、ガイアックスから人手が足りず困っているという話を聞き、業務委託契約を結び在宅勤務を行うこととなった。この時高野さんは「会社からは決まったアウトプットをしてもらえれば勤務時間等は自身の裁量に任せて良いという条件を提示されて働きやすく、金銭面でも特に困ることがなく助かりました。」とリモートワークを始めることとなった。

反面リモートワークに関して感じた欠点もあるという。「一人で自宅で作業してると夜中に作業時間を多く取ってしまいがちになり、時間管理が難しくなる時もありました。ある時はプログラムのソースコードを3時に提出してクライアントの方から『高野さん、3時まで仕事してるんですか⁉』と心配されることもありました(笑)。その他にもメッセンジャーでやり取りをするので緊急の要件なのかそうでないのかがわかりづらいこともありましたが、その対策としてしつこく文面で具体的に聞くことを意識しました。また、作業自体は一人で行うので孤独になりがちになることもありました。」

その後介護の負担が減り、今年1月からガイアックスに復職し、現在は正社員として勤務している。高野さんは「介護離職を経験した身から、他に介護離職などを検討している人には自分のようなテレワークという働き方もあるということを伝えていきたい。」と、自身が退職した当時の体験も踏まえて参加者、さらには社会に対してメッセージを伝えた。

ゲスト②木村智浩さん:多様な働き方を推進するリモートワーク、その普及

そして「企業」側のゲストは株式会社ガイアックスの管理本部人事労務・広報IRマネージャーの木村智浩さん。ガイアックスは人と人をつなげることをミッションに掲げ、ソーシャルメディア・シェアリングサービス事業などを行っている。

木村さんは「ガイアックスは根本的に一人一人のキャリアプランを重視する会社で、元々個人のキャリアに対する配慮が大きいため、多様な働き方を認めるのもある意味では当然でした」と、ガイアックスが多様な働き方を推進する背景を分析している。

しかし、初めからリモートワークなどの働き方が普及していたわけではなかったと木村さんは語る。「リモートワークは制度上可能でしたがあくまで緊急時の一時的なもので、平常時にリモートワークすると『何もないのに家にいるの?』という感じの雰囲気はありました(笑)。」

そのようなリモートワークが普及するきっかけとなったのが2015年に事業部の最年少部長に2013年新卒入社の菅大輔さんが就任し、リモートワークの推進やクラウドソーシングの活用など、個人の生き方を尊重した働き方の実現を目指したことだ。その結果業績を1年で2倍に、離職率を30%減少させた。「まず部署という小さな単位で始めて成功すると会社全体でも『良いじゃないか』という雰囲気が広がり、そこからリモートワークが普及していきました。それまではリモートワークを提案しても良い反応を得られませんでしたが、実績が実際に出ると変わっていきました」と木村さんは話す。

それではなぜ事業部ではリモートワークに取り組んだのか。その理由は従業員のパフォーマンス向上のためだという。木村さんによると、「実は成功したら幸福になれるというのは間違いで、幸福だと成功するんです。実際に幸福度が高いとパフォーマンスが高いという研究結果も出ています。その話を聞いて事業部部長の彼は多様な働き方を尊重することを目指していったようです。」

それでは、どうしてリモートワークやクラウドソーシングが業績向上につながったのか。その理由は従業員の幸福度・満足度の向上にあるという。「これまでは、メンバーの負担が大きく退職率が上昇し、新メンバーを採用して教育コストが仕事に上積みされ、さらに負担が増加するという負のスパイラルに陥っていました。しかし従業員の満足度が上がると離職率が下がり、職場環境への不満が減ると、その分顧客満足度にフォーカスするようになり、生産性が高まりました。また、先の事業部の部長はクラウドソーシングに10万円という下限を設定し、付加価値の高い仕事を優先して行うように働きかけました」と木村さんは分析する。

そして、リモートワーク実施のポイントを木村さんはこう語る。「リモートワークをする上で重要なのは会社にいなくても迷惑がかからないようにすることです。例えば固定電話は席を外しているときに誰かが取っているかもしれないと考えると気が気でなくなります。だから固定電話をなくしてスマホで着信できるように設定するなどを行います。その他にもFAX等の書類はクラウドに切り替えていくこともポイントでした。また、マネジメント方法についても従来と変わったポイントがあり、一生懸命やっている姿を見て上司が安心するのではなく、アウトプットを重視するように変わりました」と、リモートワーク普及の際のキーとなったことを語った。

高野さんの実体験のお話、木村さんのガイアックスにおける取り組みについてのお話は大変興味深く、そのあとのパネルディスカッションでは「リモートワークを実施する上でのリスクはどう対処するか」「エンジニア以外の職種での働き方改革の今後の展望はどうなるか」などと話題が広がり、大いに盛り上がった。その他にも「メッセージだけでのクライアントとのコミュニケーションで気をつける点はあるか」など、参加者の間では身近な話題にも共感が広がった。

後半ではイベント参加者が4人ほどのグループを組んで、ワールドカフェ形式でのダイアローグを行った。

テーマは「仕事と育児・介護の両立には何がネックになるか?」「個人のライフイベントに対応できる組織とは?」。この2題について、ゲスト2人のお話や個人の実体験を踏まえつつ議論を行った。

議論では、前者については「不確定要素が多く、子供の発熱など、突発的な時間の制約が生まれやすい」「職場など、その場にいないと難しい場合は両立が困難」など、また後者については「一人に過度に負担をかけすぎない」「かつての働き方の価値観を重視した上の世代が力を持っているとライフイベントへの対応は困難。ある程度テレワーク等を強制的に義務付ける枠組みを作るなど、個人個人が実行できる制度を作るなどの対策が考えられる」といった、踏み込んだ議論に発展したグループもあった。

今回、育児・介護の両立についてのイベントではあったが、テレワークについて、導入方法やそれに伴う評価方法の変化など、議論としては個人の自由な働き方を目指すことにつながるような議論が多く交わされた。このような働き方改革への興味がある方にはぜひWork Design Labのイベントに足を運んでいただき、新たな発見をしてもらえれば幸いである。

(Work Design Lab インターンシップスタッフ 田邊慎史)

▼当日のツイッターレポートもあわせて参照下さい。
https://twitter.com/takeshi_kato/status/910458820056408064

イベントの様子(写真)

※写真をクリックすると拡大されます。
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【イベントレポート】サラリーマン・イノベーターの集い「越境する個人と組織の再結合を考える」を開催しました。

ゲスト:小野 眞司氏大成建設株式会社 ライフサイクルケア推進部 部長)岡本 克彦氏(日本電気株式会社 コーポレートマーケティング本部 マネージャー)、庵原 悠氏(株式会社岡村製作所 ソリューション戦略部 未来企画室 WORK MILLデザインストラテジスト/Future Work Studio “Sew”,Open Innovation Biotope “Sea”ディレクター)

会場協力:岡村製作所 WORK MILL http://workmill.jp/

2017年8月1日にサラリーマン・イノベーターの集い「越境する個人と組織の再結合を考える」を開催しました。

<開催趣旨>
組織に所属しながら、想いをもって社内外で活動する方々(=サラリーマン・イノベーター)が集まり、繋がることで社会がよりよくなっていくことを目指すこの企画。前半はゲストをお呼びしてのトークセッション、後半はお酒を交えながら参加者同士でのネットワーキングを予定しています。今回は特別編「越境する個人と組織の再結合を考える」と題して、組織の枠を越えていく個人と、組織が再度繋がるためには何が必要なのか?についてゲストのみなさんとクロストークしました。
また会場は岡村製作所「WORK MILL」のご協力のもと、共創空間「Open Innovation Biotope ”Sea”」にて開催しました。
【当日のタイムテーブル】
18:30-19:00 開場
19:00-19:15 オープニング
・Work Design Lab / 開催趣旨
19:15-20:45 イノベーターズトークセッション
・テーマ:「越境する個人と組織の再結合を考える」
・ゲストパネラー:
小野 眞司氏(大成建設)
岡本 克彦氏(日本電気)
庵原 悠氏(岡村製作所)
・ファシリテーター:石川貴志氏(Work Design Lab)
20:45-21:45 ネットワーキング(懇親会)

ゲストスピーカー

右から小野氏、岡本氏、庵原氏

■小野 眞司(おの まさし)氏 
大成建設株式会社 ライフサイクルケア推進部 部長
[プロフィール]
東京理科大学理工学部卒業後、大成建設入社。現場管理や商品企画、地震対策に関するマーケティング戦略など幅広い業務を担当。1991年より2年間、半官半民の政策系シンクタンクである総合研究開発機構に出向し「女性の社会参加と課題」等の政策研究を行う。2014年より「レジリエンスの未来」企画を立ち上げ、現在はライフサイクルケア推進部にてフューチャーセッション等の手法を使った共創マーケティング活動を推進。社外では出身地である広島県福山市にて「フューチャーセンターFUKUYAMA」を主宰し、対話による様々な未来創造の活動に携わっている。

■岡本 克彦(おかもと かつひこ)氏
日本電気株式会社 コーポレートマーケティング本部 マネージャー
[プロフィール]
1995年にNECホームエレクトロニクスに入社。2000年に日本電気に移籍し、携帯電話やスマートフォンの商品企画やマーケティングを担当し、現在はコーポレートブランド戦略を担当。また社外活動として、組織人が既存の枠を超え価値共創することを目的とした「企業間フューチャーセンター」の立ち上げに関わる。共創経験を活かし、2013年より神奈川県川崎市にて、多様な人が繋がり学べるソーシャル系大学「こすぎの大学」や、シビックプライド溢れる街づくりをビジョンに掲げる「川崎モラル」を企画し、60回を超える対話の場を運営する。公私を融合させた「働き方」や「楽しみ方」を実践中。

■庵原 悠(いはら ゆう)氏
株式会社岡村製作所 ソリューション戦略部 未来企画室 WORK MILLデザインストラテジスト/Future Work Studio “Sew”,Open Innovation Biotope “Sea”ディレクター
[プロフィール]
慶應義塾大学SFC卒。大学在学中から映像・メディアアート制作、空間設計などの活動を行い、デザインコンテストやフィルムフェスティバルでの入賞経験を持つ。岡村製作所入社後、専門であるメディアデザインをベースに、SewやSeaなどの共創空間の立ち上げに従事。既存のデザイン領域を越えた価値創造の研究とそれを活かした空間設計や製品開発をリードする。自身も「余白をつくる/埋めるデザイン」をテーマにした新しい協働のスタイルと「共創」の場づくりを推進し、様々なプロジェクトを仕掛けている。慶應義塾大学SFC研究所 所員(訪問)。

 

【イベントレポート】「働き方と組織の未来」ダイアローグセッション in 福岡 vol.1を開催しました。

ゲスト:森 玲子氏(システムソフト 管理部人事総務グループ グループマネージャー、行武 直純氏(クリアコードパブリッシング 代表取締役、ミラクリエイション シニアアートディレクター、イレブンナイン アートディレクター兼シニアデザイナー)、鎌苅 竜也氏(福岡移住計画 ディレクター(株式会社スマートデザインアソシエーション所属))

共催:福岡移住計画合同会社よかごつ 会場協力:HOOD天神(西日本鉄道株式会社、福岡移住計画)

2017年6月2日に「働き方と組織の未来」ダイアローグセッション in 福岡 vol.1を開催しました。


最後の集合写真の様子


オープニング・参加者同士の自己紹介の様子

【開催レポート趣旨】
2017年6月2日に「働き方と組織の未来」ダイアローグセッション in 福岡 Vol.1を開催しました。Work Design Labとしては福岡でのイベント初開催となり、福岡市を中心に、県内にて様々に活動している方々にお集まりいただき、後半の交流会は時間を大幅延長し、最後まで大いに盛り上がりました。ゲストのトークセッションをきっかけとして「働き方と組織の未来」や「福岡で働くこと」について参加者同士でも対話を深めていきました。参加者からは「自分で働き方を決めることが大事、という言葉が心に刺さりました」や「ハピネス経営(※行武氏が提唱している経営理念)にとても興味があります」、「オフィスに縛られない働き方に憧れるので実践したい」、「参加者含め、普段なかなか会えない方と話すことができた」、「是非継続的にこのような場を設定して欲しい、とても良い刺激を受けた」などの声があがりました。

なお開催にあたり、コワーキングオフィス兼イベントスペース「HOOD天神」を運営する福岡移住計画さんと、学生寮運営を通じた人材育成・地域づくりに取り組む 合同会社よかごつさんとの共催にて開催しました。

【当日のタイムテーブル】
19:30-19:45 オープニング
19:45-20:30 ゲストトーク&質疑応答
(休憩)
20:40-21:00 参加者ダイアローグ(ワールドカフェ方式)
21:00-21:40 懇親会(同会場にて)
21:40-21:50 クロージング

ゲストスピーカー

■森 玲子(もり れいこ)氏
株式会社システムソフト 管理部人事総務グループ グループマネージャー


[プロフィール]
1995年、福岡及び東京を本社として拠点にするPC向けソフトハウスの株式会社システムソフトへ入社。役員秘書としてトップを支える業務に従事。その後、会社の主要事業がSIerへと転換する中、人事や総務、上場関連業務などコーポレート部門を幅広く経験。人事業務に携わる中で、「組織と個人の共生」やその効果について興味を持ち、キャリアカウンセリングを学び、社員研修やメンタリングを行っている。また組織外においても「個人の自立(自律)と成長を促す」ことをテーマにプロボノ活動などに参加している。

 

■行武 直純(ゆくたけ なおずみ)氏
株式会社クリアコードパブリッシング 代表取締役、株式会社ミラクリエイション シニアアートディレクター、株式会社イレブンナイン アートディレクター兼シニアデザイナー


[プロフィール]
2010年に福岡を拠点に「本質的な価値」を編集し、企業のブランディングをトータルデザインする会社、クリアコードパブリッシングを設立、代表取締役に就任。2016年からは社会保険労務士法人ミラクリエイションのシニアアートディレクター、また課題を「一緒に(Co)解決する(Design)」をテーマにしたイレブンナインでアートディレクター・シニアデザイナーも兼任する。「仕組み・経験をデザインする」をポリシーに、マーケティング戦略の企画立案・メディア・UXデザインなどを横断的に手掛ける。また、新しい時代の働き方「ハピネス経営」を提唱し、顧客の課題解決や新規事業立案も行っている。

 

■鎌苅 竜也(かまかり たつや)氏
福岡移住計画 ディレクター(株式会社スマートデザインアソシエーション所属)


[プロフィール]
1985年、大阪府生まれ。大学卒業後、東急不動産に入社。分譲マンションの用地買収や商品計画、営業戦略・プロモーションを担当。その後、シェアオフィスの開発やシニア向け住宅の管理・運営など幅広い事業領域に携わるも、生きかたや働きかたについて考える中、自分が住みたいと思える場所に住むことを決意し、退職。2016年4月に福岡へ移住。福岡移住計画を推進する株式会社スマートデザインアソシエーションに加わり、不動産担当として、地域の遊休資産を活用した場作りやシェアオフィスの運営を担当する。

 

【イベントレポート】「サラリーマン・イノベーターの集い in 横浜vol.0」 を開催しました

ゲスト:中谷 桃子氏(NTTアイティ こころを動かすICTデザイン部 シニアUXストラテジスト)、山田 孝雄氏(雲のプログラミング教室 代表)、加藤 遼氏(パソナ New Business Development室 ソーシャルイノベーションチーム長)、後援:横浜市経済局、会場協力:富士ゼロックス株式会社

2017年3月28日に「サラリーマン・イノベーターの集い in 横浜vol.0」を開催しました。

<開催趣旨>
組織に所属しながら、想いをもって社内外で活動する方々(=サラリーマン・イノベーター)が集まり、繋がることで社会がよりよくなっていくことを目指すこの企画。前半はゲストをお呼びしてのトークセッション、後半はお酒を交えながら参加者同士でのネットワーキングという構成で開催しています。
今回は横浜市経済局さんに後援いただき「ひとりひとりがイノベーションの担い手になる(=イノベーションの民主化)」をテーマに、横浜で第0回を開催しました。当日は、横浜にゆかりのある約40名の参加者にお集まりいただき、最後まで熱気あふれるイベントになりました。また会場は富士ゼロックスさんにご協力頂きました。

【当日のタイムテーブル】
18:30-19:00 開場
19:00-19:15 オープニング
・開催趣旨/Work Design Lab
・ヨコハマ イノベーターズ コミュニティ/横浜市
19:15-20:45 イノベーターズトークセッション
・中谷桃子氏(NTTアイティ こころを動かすICTデザイン部 シニアUXストラテジスト)
・山田孝雄氏(雲のプログラミング教室 代表)
・加藤遼氏(パソナ New Business Development室 ソーシャルイノベーションチーム長
・石川貴志氏(Work Design Lab代表)※モデレーター
20:45-21:30 ネットワーキング(懇親会)

<イベントページ>
http://peatix.com/event/251291/ (Peatix)

ゲストスピーカー

■中谷 桃子(なかたに ももこ)氏
NTTアイティ株式会社 こころを動かすICTデザイン部シニアUXストラテジスト、博士 (※NTTアイティは2017/4/1よりNTTソフトウェアと合併しNTTテクノクロスとなっています)

■山田 孝雄(やまだ たかお)氏
雲のプログラミング教室 代表/大手家電メーカー勤務

■加藤 遼(かとう りょう)氏
株式会社 パソナ New Business Development室 ソーシャルイノベーションチーム長

【イベントレポート】複業ナイト~サラリーマン・イノベーターの集い 特別編~ を開催しました。

ゲスト:中村 龍太氏(サイボウズ デジタルビジネスプロデューサー/NKアグリ エバンジェリスト)、成澤 俊輔氏(Future Dream Achievement 理事長) 会場協力:StartUp Hub Tokyo 協賛:COMPEITO/OFFICE DE YASAI

2017年3月13日に「複業ナイト~サラリーマン・イノベーターの集い 特別編~」を開催しました。

組織に所属しながら、想いをもって社内外で活動する方々(=サラリーマン・イノベーター)が集まり、繋がることで社会がよりよくなっていくことを目指すこの企画。前半はゲストをお呼びしてのトークセッション、後半はお酒を交えながら参加者同士でのネットワーキングを行いました。今回は特別編「複業ナイト」と題して、「未来の働き方」や「未来の組織のカタチの”兆し”」となる活動を実践されている2名のゲストにお越しいただき開催しました。約100名の方々にお集まりいただき、ネットワーキングタイムは30分延長となるなど、最後まで大変な熱気のイベントとなりました。
会場は、今年1月に東京都が丸の内にオープンさせたStartUp Hub Tokyoのご協力いただき、新潟の「海のみえるコワーキングスペース『Sea Point Niigata』」ともサテライトで繋ぎ開催しました。またOFFICE de YASAIさんから協賛されたフルーツ&お野菜を楽しみながらのネットワーキングタイムになりました。

当日のタイムテーブル
18:30-19:00 開場
19:00-19:15 オープニング
19:15-20:30 イノベーターズトークセッション テーマ「越境する働き方 / 働き方のリ・デザイン」
 中村龍太氏(サイボウズ デジタルビジネスプロデューサー)
 成澤俊輔氏(NPO法人FDA 理事長)
 石川貴志氏(Work Design Lab 代表)※ファシリテーター
20:30-21:30 ネットワーキング(懇親会)

【対象者】
・複業という働き方に関心をもつ個人や企業の方
・未来のワークスタイル、ライフスタイルに関心のある方
・未来の組織のカタチに関心のある方
・組織に所属する新規事業担当者や人事担当者など
※本テーマに関心のある方であればどなたでも参加可能です。
※託児はありませんが、子連れ参加大歓迎です。

<イベントページ>
http://peatix.com/event/241332 (Peatix)
https://www.facebook.com/events/771143816383476/ (Facebook)

ゲストスピーカー

■中村 龍太(なかむら りゅうた)氏
サイボウズ株式会社 社長室 デジタルビジネスプロデューサー/NKアグリ株式会社 エバンジェリスト

[プロフィール]

複業家。1964年広島県生まれ。大学卒業後、日本電気に入社。マイクロソフトで、クラウドサービス「Office365」の事業立上げを経て2013年からサイボウズ、ダンクソフトの2社にて勤務を開始。2015年からはNKアグリにて「こいくれないニンジン」のエバンジェリストとしても活動。2016年にはスノーピークビジネスソリューションズに3か月のプロジェクトとして所属、2017年ダンクソフトの業務を終了し柔軟でダイナミックな複業の実証実験中。現在、サイボウズ、NKアグリ、家族で農業を行う自営農家など、新しいワークスタイル、ライフスタイルを実践している。

■成澤 俊輔(なりさわ しゅんすけ)氏
NPO法人Future Dream Achievement(FDA) 理事長

[プロフィール]
世界一明るい視覚障がい者。1985年佐賀県生まれ。網膜色素変性症という視覚を徐々に失う難病を抱えながらも大学を卒業。2011年より「社会的に就労困難な方への就労支援・トレーニング環境」を提供するNPO法人FDAの事務局長・理事として勤務、2016年より理事長に就任。現在、障碍者雇用に関する、コンサルティングや講演などを精力的に実施。2016年「DIAMONDO ハーバード・ビジネス・レビュー」が選ぶ「未来をつくるU-40経営者」にも選出。

イベントの様子(Togetterまとめ)

■当日の様子まとめ[公式](Work Design Lab加藤たけしさん作成)
https://twitter.com/takeshi_kato/status/841231001355341824

 

【イベントレポート】「働き方と組織の未来~サラリーマン・イノベーターの集い 特別編 in 名古屋」を開催しました。

ゲスト:鈴木 由香里氏(トヨタ自動車 コーポレート戦略部 未来プロジェクト室 グループ長)、大橋 裕介氏(大手人材総合サービス企業 東海営業部 マネジャー/働き方改革推進担当) 会場協力:岡村製作所 Open Innovation Biotope “Cue” 

2017年3月6日に「働き方と組織の未来~サラリーマン・イノベーターの集い 特別編 in 名古屋」を開催しました。Work Design Labとしては名古屋での初開催となり名古屋を中心とした東海地区にて様々に活動されている方々にお集まりいただき、後半の懇親会は30分延長となり、最後まで大いに盛り上がりました。

<イベント概要(告知ページより)>
組織に所属しながら、想いをもって社内外で活動する方々(=サラリーマン・イノベーター)が集まり、繋がることで社会がよりよくなっていくことを目指すこの企画。前半はゲストをお呼びしてのトークセッション、後半はお酒を交えながら参加者同士でのネットワーキングを予定しています。今回は初の名古屋開催ということで、昨年末に名古屋駅前に共創スペース“Cue”をオープンさせた岡村製作所さんとの共催にて開催することになりました。

【当日のタイムテーブル】

18:00-18:30 開場
18:30-18:45 オープニング
・Work Design Lab / 開催趣旨
・岡村製作所 中部支社 / MENNOLU LABO(みのるらぼ) ご紹介
18:45-19:45 イノベーターズトークセッション
・テーマ:「越境する働き方 / 働き方と組織の未来」について考える
・ゲストパネラー:
鈴木由 香里氏(トヨタ自動車 未来プロジェクト室 グループ長)
大橋 裕介氏(大手人材総合サービス企業 東海営業部 マネジャー 働き方改革推進担当)
・ファシリテーター:石川 貴志氏(Work Design Lab 代表)
19:45-20:30 ネットワーキング(懇親会)

ゲストスピーカー

鈴木 由香里(すずき ゆかり)氏
トヨタ自動車株式会社 コーポレート戦略部 未来プロジェクト室 グループ長

[プロフィール]
ニューヨーク大学卒業後、トヨタ自動車入社。商品企画部にてアジア向け商品の企画を経て、現在は未来プロジェクト室にて、10年~20年先をターゲットに未来のクルマのコンセプト企画や様々なプロジェクトを手掛ける。またプロボノとして「都市と離島を繋ぐ」をテーマにした企業横断プロジェクトに関わるなど、積極的に組織の枠を超えて活動中。プライベートでは3児の母。

大橋 裕介(おおはし ゆうすけ)氏
大手人材総合サービス企業  東海営業部門 グループマネジャー/働き方改革推進担当

[プロフィール]
慶応義塾大学卒業後、2003年に富士ゼロックスへ入社。法人営業を経て、2006年に大手人材総合サービス企業に転職。新規事業部門、メーカーを対象とした人材紹介部門を中心に法人営業として活躍し、MVP、MIPなど受賞多数。現在は東海営業部にて営業マネジャーとして勤務する傍ら、部内の「働き方改革推進担当」として働き方改革を推進中。

 

【イベントレポート】「働き方と組織の未来を考える in 福山vol.0」を開催しました。

ゲスト:湯田 健一郎氏(パソナ シニアマネージャー/経済産業省の働き方改革に向けた研究会委員)、会場協力:コワーキングスペースHa-Lappa

2017年3月4日に「働き方と組織の未来を考える in 福山vol.0」を開催しました。広島県福山市に在住在勤の方々を中心に、企業、行政、大学、学生など様々なバックグラウンドの方々に集まっていただだき、当団体代表の石川からのオープニングの後、ゲストの湯田氏に東京からサテライト登壇いただき、参加者を交えてインタラクティブなセッションが続きました。後半は「理想の働き方」をテーマに参加者同士の対話の場とし、最後まで活発な議論が続きました。


最後に参加者での集合写真

プレゼンテーションする代表の石川


イベントの様子①


イベントの様子②


イベントの様子③


イベントの様子④

【イベントレポート】第1回「複業ワーカーの集い」を開催しました。

ゲスト:タジマ タケシ氏(エーゼロ取締役/home代表)、松尾 れい氏(リクルートキャリア PRディレクター/Ven.Cheer代表) 会場協力:中小企業基盤整備機構TIP*S

2017年1月31日に第1回「複業ワーカーの集い」を開催しました。

参加者のみなさんで最後に集合写真をパチリ

開催趣旨を説明するWork Design Labの倉増

ネットワーキングタイムで交流する参加者のみなさん

<開催趣旨(※イベント告知ページからの抜粋)>
サラリーマンの働き方が多様化しているいま、すでに複業を実践しはじめている方も多数でてきています。ただ、現状は企業側の対応がまだまだ遅れているので、就業規則等で社員の副業を禁止している会社も多々あり、そんななかで【隠れ複業ワーカー】として、会社にも同僚にも告げずに、複業ワークを勤しんでいる方が大半なのではないでしょうか。

私たちWork Design Lab 複業総研では、組織や個人が「複業」を行っていく上でのざまざまな課題を解決するための情報収集と発信を行っておりますが、その一環として、まだまだ環境が未整備ななか複業に踏み出した人がどういうステップを踏んで、どのように個人で小商いを作っているのか、といったロールモデルを学びあったり、複業を始めた人間同士、ノウハウを共有し合えるような場づくりをしたいと考え、この【複業ワーカーの集い】をシリーズ化して開催していくことにいたしました。

シリーズ第一回目は、「複業のはじめ方、続け方」をテーマに、複業を始めてすでに何年も経っているベテラン複業ワーカーの但馬 武さん/松尾れいさんに登壇いただきます。

・複業をはじめることになったキッカケ
・複業のメリット/デメリット
・本業とのバランスをどのようにとっているのか
・より良い複業ワークを実践するために必要な制度、ツールは?
・複業ワーカーの未来について

などについて、ゲストの方にお話を伺いながら議論を深めていければと思います。

【対象者】
・企業に勤めながら、なんらか複業(有償/無償問わず)をお持ちの方
・複業ワーク実践者を支援したいと考えている企業の方
・複業ワーカーの課題を把握し、制度改革に意欲的な公的機関の方

ゲストスピーカー

但馬 武(タジマ タケシ)氏
エーゼロ株式会社 取締役/home 代表・ビジネスコミュニティデザイナー

松尾 れい(まつお れい)氏
リクルートキャリア PRディレクター/育成型広報支援サービスVen.Cherr代表

オーガナイザー

倉増 京平(くらまし きょうへい)氏
Work Design Lab パートナー・プロジェクトリーダー/大手広告代理店 プロデューサー

イベントの様子(参加者ブログ)

■参加社の一人、松村さんのブログ(「めざせ複業!日記」)
http://fukugyonikki.hatenablog.com/entry/2017/02/02/063415

イベントの様子(写真レポート)

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【イベントレポート】『複業ナイト』~サラリーマンイノベーターの集い特別版~を開催しました

ゲスト:湯田 健一郎氏(パソナ シニアマネージャー/経済産業省の働き方改革に向けた研究会委員)、上田 圭祐氏(セールスフォース・ドットコム/NPO法人鴻鵠(こうこく)塾 代表理事) 会場協力:NTTドコモベンチャーズ

2016年12月12日に「複業ナイト ~サラリーマン・イノベーターの集い特別版~」を開催しました。

企業に所属しながら、想いをもって社内外で活動する方々(=サラリーマン・イノベーター)が集まり、繋がることで社会がよりよくなっていくことを目指すこの企画。今回は「複業ナイト」と題して、Work Design Lab『複業総研』のプレキックオフも兼ね開催しました。企業の新規事業部門や人事部門に加え、このテーマに関連した活動をしている方々にもご参加いただきました。また今回は、NTTドコモベンチャーズさんとの共催ということでドコモイノベーションビレッジでの開催となりました。
イベントでは、組織の枠を超え様々な活動をしている参加者からの具体的な質問が飛び交い、ゲストとのインタラクティブなやりとりで会場も大変白熱しました。後半は、ゲストも含め参加者同士がお酒を飲みながら交流しました。

ゲストプレゼンテーター

湯田 健一郎(ゆだけんいちろう)氏
株式会社パソナ シニアマネージャー
経済産業省「雇用関係によらない働き方に関する研究会」委員
一般社団法人クラウドソーシング協会 事務局長

[プロフィール]
1978年生まれ。立命館大学経営学部卒業後、パソナにて営業企画、事業開発、システム推進、Webブランディングの責任者を経て、現在、ICTを活用し、場所を問わず多様な人材の能力を活かす「LINK WORK (リンクワーク)」の推進を統括。またIT領域を専門とするパソナテックにて、クラウドソーシングサービス「Job-Hub(ジョブハブ)」の立ち上げを行う。2014年5月にクラウドソーシング協会の事務局長にも就任。自身も複数の社籍を持ち、パラレルワークと二地域居住を実践中。2016年10月に経済産業省の設置した「雇用関係によらない働き方に関する研究会」の委員に就任働き方改革に関連する講演活動も多数行う。

上田 圭祐(うえだ けいすけ)氏
株式会社セールスフォース・ドットコム 非営利セクター担当
NPO法人鴻鵠(こうこく)塾 代表理事

[プロフィール]
中央大学理工学部卒業後、日本IBM入社。営業部門・営業企画部門に12年在籍する。2015年よりセールスフォースドットコムにて非営利セクター向け事業の立ち上げに従事。本業の傍ら、「日本をもう一度元気にする」をテーマにNPO法人鴻鵠(こうこく)塾を立ち上げ、代表理事に就任。2008年から開始した大学生のキャリア支援の勉強会には毎回約100名が参加、2016年10月には通算100回目を開催し、のべ約7000名が参加。また勉強会の他、地域活性プロジェクトとして、学生が自ら地域で課題を見つけ、その原因の深堀りを行い、解決策を考えて、それを実行するという一連のプロセス経験する活動も行っている。1978年生まれ2児の父。

イベントの様子(写真レポート)

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【イベントレポート】「働き方変革とソーシャルイノベーションを繋ぎ、輝く日本の未来を創る」セミナーを開催しました。

ゲスト:片岡 修平氏(内閣官房 働き方改革実現推進室 参事官補佐)/渋澤 健氏(コモンズ投信取締役会長)/松川 隆氏(サイボウズ人事部マネージャー)/会場協力:日本財団

2016年10月19日に「働き方改革とソーシャルソーシャルイノベーションを繋ぎ、輝く日本の未来を創る」セミナーを開催致しました。当日は、内閣官房「働き方改革実現推進室」を含む政府関係者、日本財団を含む社会的事業投資関係者、働き方改革に関わる企業関係者、また働き方変革に詳しい士業の方々(弁護士、社労士、税理士)にお集まりいただき、ゲストからのインプットプレゼンテーションのあと、「個人」「企業」「社会」のそれぞれの立場から、「人材リソース(働き方の時間)を社会全体でどのようにシェアしていくのか?」について活発な意見交換がされました。

開催趣旨

■タイトル

働き方変革とソーシャルイノベーションを繋ぎ、輝く日本の未来を創る
~ひとりひとりの力を全体の力へ~

■開催趣旨(※開催案内のレターより抜粋)

日本の構造的な課題である「少子高齢化」が引き起こす「労働力人口の減少」。また持続可能な社会を創っていくために、現在注目されている「シェア(シェアリングエコノミー)」という考え方。この2つを組み合わせ、今まで世代や属性によって固定化されていた「労働力(働き手の時間)」を社会全体でシェアしていくことを考える、ということが働き方変革を実現していくための一つのアプローチではないでしょうか。一人一人が「人生という時間」の再配分を考え、それを実行できる環境を、社会システムとして創っていく。そのことが、一人一人のワークスタイル、更にはその先のライフスタイルのリ・デザイン「生き方改革」に繋がっていくと考えます。

一方、企業に所属しながらも、組織の枠を越え、ボランティア等を通じて、社会課題に向き合う働き手も、近年増してきています。ただ多くの社会課題を抱える日本において、その解決に取り組む人材リソース(ソーシャルイノベーションの担い手)はまだまだ不足しています。

今回のセミナーでは、従来、企業という組織が主に握ってきていた人材リソースを「働き方変革」を通じてどのように社会全体でシェアし、「個人」として、また「企業」や「社会」として、どのような未来を目指すのか。生産性向上を通じた社会全体の持続的発展のためには、何が課題で、どういったことを議論すべきなのか、ということを、「働く」「生きる」私たち一人一人のジブン事として捉え、明らかにしていきたいと思っています。

■詳細

【日時】平成28年10月19日 18時30分~20時45分

【場所】日本財団 8F セミナーホール

【イベント内容】

・国が進める働き方改革への期待

・個人と組織の関係性を見直し、企業が取組む働き方変革の新しいカタチ

・働き方変革とソーシャルイノベーションをいかにして繋ぐのか

ゲストプレゼンテーター

片岡 修平(かたやま しゅうへい)氏
内閣官房 働き方改革実現推進室 参事官補佐(※「個人」の立場から働き方変革をみる)

渋澤 健(しぶさわ けん)氏
コモンズ投信株式会社 取締役会長(※「社会」の立場から働き方変革をみる)

松川 隆(まつかわ たかし)氏
サイボウズ株式会社 事業支援本部 人事部マネージャー(※「企業」の立場から働き方変革をみる)

イベントの様子(写真レポート)

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【イベントレポート】サラリーマン・イノベーターの集い(「複業」と「個人の法人化」を考える)を開催しました

ゲスト:小友 康広氏(スターティアラボ 取締役/小友木材店 代表取締役社長/花巻家守舎 代表取締役社長) 会場協力:freee株式会社 https://www.freee.co.jp/

2016年9月13日に今年4回目のサラリーマン・イノベーターの集いを開催しました。

企業に所属しながら、想いをもって社内外で活動する方々(=サラリーマン・イノベーター)が集まり、繋がることで社会がよりよくなっていくことを目指すこの企画。今回のテーマは「『複業』と『個人の法人化』について考える」ということで、イントレプレナーに加え、人事部門や、未来の組織づくりに関心のある士業(弁護士・社労士等)の方々にも多くご参加いただきました。また会場はクラウド会計ソフトを展開するfreee株式会社さんにご協力いただき開催となりました。

ゲストプレゼンテーター

小友 康広(おとも やすひろ)氏
スターティアラボ 取締役/小友木材店 代表取締役社長/花巻家守舎 代表取締役社長

[プロフィール]
大学卒業後、スターティアに入社し新規事業開発に従事(マザーズ上場を経験)。2009年、自身が開発した事業をベースとしてスターティア100%子会社のスターティアラボを設立し、執行役員に就任(2011年より取締役)。2013年から花巻の実家、小友木材店の専務取締役として、2拠点でのワークスタイルを開始。現在は代表取締役社長としてIT×林業をテーマに「世界で一番かっこいい木材店」を目指す。またJR花巻駅周辺の価値再構築を目的とした花巻家守舎の代表として様々なプロジェクトを仕掛ける。花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」の事業継続に名乗りを上げ、2016年8月にクラウドファンディングを含めた2億円の調達を成功させる。

 

【イベントレポート】サラリーマン・イノベーターの集い Drinks2016.6.15 開催しました

ゲスト:加藤 健太氏(エンファクトリー 代表取締役社長)/高尾 理雄氏(コニカミノルタジャパン、CMM代表取締役)

2016年6月15日に今年3回目のサラリーマン・イノベーターの集いを開催しました。

企業に所属しながら、想いをもって社内外で活動する方々(=サラリーマン・イノベーター)が集まり、繋がることで社会がよりよくなっていくことを目指すこの企画。今回のテーマは「新しい価値を創りだす人・組織とは?」ということで、イントレプレナーに加え、人事・コーポレート部門の方々にも多くご参加いただきました。またドコモ・イノベーションビレッジさんに会場協力いただき、共催での開催となりました。

ゲストプレゼンター

加藤 健太(かとう けんた)氏
株式会社エンファクトリー 代表取締役社長

リクルートを経て、AllAboutの創業メンバーとして財務、総務、人事、広報、営業企画など裏方周りのあらゆることを担当し、取締役兼CFOとして2005年に IPO。その後、現在の株式会社エンファクトリーを分社し代表に就任。エンファクトリーでは「ローカルプレナー(※)のための自己実現ターミナルの創造」を目指し、また、社内では「専業禁止!!」という人材ポリシーを打ち出して、関わる人々すべての「生きるを、デザイン」を応援中

高尾 理雄(たかお みちお)氏
コニカミノルタジャパン/CMM株式会社 代表取締役社長

1978年大阪生まれ。大学卒業後、シャープ株式会社等でのソリューション営業を経て、2014年システムコンサルティング・運用支援を行うCMMを創業。2015年コニカミノルタジャパン入社。企業に所属しながら、自身の会社の経営を行う2足のわらじをスタート。子どもたちの未来の働き方のロールモデルとなるべく、自ら新しい働き方にチャレンジ中。1978年大阪生まれ、3児の父。

イベントの様子(写真レポート)

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